クラシックギターの弦交換
YouTube 動画をごらんください(弦交換)
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大きな画面で見れます)
- ギターの弦を用意しましょう
- 普通はセット売り、6本の弦がパッケージされて販売されています。
中の袋には、高音弦から
[MI,E,1st] [SI,B,2nd] [SOL,G,3rd] [RE,D,4th] [LA,A,5th] [MI,E,6th]
のように表示されています。
- まず、古い弦を外します
- 弦を緩めて外します。ストリングワインダーがあると早くて便利です
全部の弦を外してしまった方が作業は楽ですが、弦交換に慣れていない方は、1本ずつ交換するとよいでしょう。
- ブリージ側から弦を付けていきます
- ブリッジの穴に弦を通し抜けないように絡めていきます。
- サウンドホール側からブリッジの穴に通した弦をもどして、サウンドホール側の弦の下をくぐらせ今度は反対向きにブリッジをまたいだ弦の上から下へ2回(金属弦、4、5、6弦は1回)弦をくぐらせます
- 絡めて締めた状態です
- 高音弦の1弦、2弦は抜けやすいので、ブリッジの穴に2回通してから絡めておきましょう
- 見易くイラストにすると、このように
- サウンドホール側からブリッジの穴に通した弦をもどして、サウンドホール側の弦の下をくぐらせ今度は反対向きにブリッジをまたいだ弦の上から下へ2回(金属弦、4、5、6弦は1回)弦をくぐらせます
- ギアの側に弦を付けます
- ギアのパイプの上を通して裏からパイプの穴に入れます。
- 余分な弦をパイプに巻かないように、弦を引っ張っておきます。
- 弦が抜けてしまわないように2回(金属弦、4、5、6弦は1回)ほど絡めておきます
結んでしまうと弦を外すとき面倒ですので絡めるだけです
- 見易くイラストにすると、このように
- 絡めた弦が緩まないように引っ張りながらペグを回して弦を張っていきます。絡めた部分を巻き取ったら、引っ張っている手を離します
弦を張っていきます。ブリッジ側が緩んだ状態でペグを回して弦を張っていくと、弦が抜けてしまうことがあります。ブリッジ側は手でしっかりと締めておきましょう。
- 調弦をして弦の張り方に問題がなければ、余った部分をニッパー、ストリングカッターなどで、5mm程残して切ります
- 余ったが弦が表面版に触れていたり、ヘッド部分、パイプ等に共鳴して雑音が出ることがあります。きれいに切っておきましょう。
- 余分な弦をパイプに巻かないように、弦を引っ張っておきます。
- 弦交換の時期は?
- クラシックギターの弦は消耗品です。いつも練習しているギターの音に耳は慣れてしまいますから、まめに交換して、いつも美しい音で練習しましょう。交換の時期は、練習量によっても違いますが、一ヶ月から三ヶ月。1日に5~6時間も練習すると2週間と持ちませんね!